シリアVS日本の感想と今後の展望

失点はアンラッキーの部分もありましたが、この結果はある意味仕方の無いものだったかもしれません。
いつも何で？と思いますが、マスコミも含め、日本ホームのシリア戦に勝った段階で当然オリンピック出場みたいな空気が国内に流れていたような気がしますが、今回の日本代表のチーム力をみると楽観的過ぎたのではないかと思います。
今回の試合、ピッチがデコボコ等日本にとって分が悪い条件もありましたが、シリアの気迫に押されてもいました。シリアは現在、国内が政情不安で大変な状況になっています。
そんな国内の苦しい状況の国を背負っているからなのか、シリア代表の選手達には、オリンピックに何が何でも出るという気迫を感じました。技術的な部分では、日本の方が上だと思いましたが、メンタルな部分では日本は負けてた気がします。

さて、負けた日本ですが、今回不幸中の幸いなのは、シリアと2-1、1-2というタイスコアなので、当該チーム同士では全くの五分だということ。
最終戦終了時で勝ち点で並んだ場合、純粋にそれぞれの得失点差の多い方が予選を突破することになりますから、まだまだチャンスは十分あると言えます。

この後日本時間0:30からのバーレーンVSマレーシアの試合でバーレーンが順当に勝利すれば、バーレーンに自力1位の可能性が出てくるので、次の第5節のバーレーンホームの対シリア戦への士気は高まるでしょうから、そこで、シリアがこけて引き分け等してくれればラッキーです。
日本は次のマレーシア戦でただ勝利するだけでなく、得失点を稼いで勝利することを意識しなければなりません。
また、残念ながらシリアが1位、日本が2位で終わったとしても、シリアの国内情勢によっては五輪出場資格はく奪なんてことも可能性としては全くないとは言えないと思います。
なので、日本代表は最後まであきらめずに戦ってほしいと思います。

いずれにしても、最終節までもつれるので、最後まで目が離せなくなってきました。

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