ANA特典航空券（神戸往復）発券しました

神戸往復まだ空きがあったので発券しました。

羽田－神戸便は早朝と夜の2便しかなく不便です。以前はJALも運行していたのですが、JALの法的整理の余波の影響で廃止になり、今はANAだけです。
ちなみに伊丹空港から神戸の三宮までバスも走ってますので、1,000円くらいバス代かかりますが、伊丹を使う選択肢もあります。

私は特典航空券を発券する時には、自分の予約した特典航空券の旅割価格を確かめることにしています。
ちなみに旅割とはANAの早期（約1か月前まで）割引価格のことです。

今回は旅割で取った場合、片道10,100円×2=20,200円で予約できる航空券でした。
航空券の価格は、同じ旅程の航空券の場合、運行する時間帯（需要）によって価格は上下しますが、今回私がとった航空券は羽田－大阪（伊丹・関空・神戸）の価格帯の中でも最安です。
ちなみに、片道10,100円～13,600円です。

この往復航空券のために12,000マイル消費しました。
今回の私の1マイルの価値は・・・

（１）旅割で乗る場合、かかる出費は20,200円です。

（２）旅割で乗る際、ANAマイルが以下のANAマイルが加算されます。
①ANA搭乗基本マイル・・・280マイル（片道）×75%（旅割）=210マイル
②ANA搭乗ボーナスマイル・・・280マイル（片道）×10%（一般カード）=28マイル
③運賃をANAカードで支払った場合のクレジットマイル（基本）・・・10,100円×1%=101マイル
④運賃をANAカードで支払った場合のクレジットマイル（ボーナス）・・・10,100円×1%=101マイル

片道で合計440マイル、往復で880マイル加算される計算になります。

上記①～④について説明しますと・・・
①ANAマイレージクラブの登録があれば、クレジット機能無しの会員でも付くマイルです。旅割はバーゲン価格なので、75%しか付きません。
②ANAカード（クレジット）を持っていると加算されるボーナスマイルです。区間基本マイレージの10%が加算されます。私は年会費が一番安い一般会員なので、10%です。
③ANAカードで決済した場合のクレジットマイルです。移行手数料を支払ってマイルに交換する場合のレートです。移行手数料を支払わない場合、レートは半減します。
④ANAカードマイルプラス対象店舗でANAカードで決済すると、100円につき1マイル貯まります。これは、会員のマイル口座に直接加算されます。

1マイルを2円と計算すると、旅割カード払いの実質負担額は、20,200－（880マイル×２円）＝18,440円です。

特典航空券には、マイルやポイントは一切付きませんから、今回は
12,000マイル=18,440円→1マイル=1.53マイルでした。

1マイル=1.5マイルを下回る特典のフライトは損することになるのでギリギリでした。

というのは、ANAでは、eクーポンという航空代（燃油サーチャージや空港諸税を含む）に充当できるクーポンがあるためです。1eクーポン=1円分の航空代に充当できます。
12,000マイルを18,000eクーポンと交換することができますが、交換は12,000マイルごとでしか交換できません。有効期限は交換後1年間とやや短いです。

今回の私の搭乗をeクーポンを利用する方法で購入数とすると、
まず12,000マイルで18,000eクーポンと交換し、不足分2,200円をANAカードで決済することになります。
eクーポンを利用したフライトでも搭乗マイル等は普通に加算されます。③と④はANAカードの利用額2,200円のマイルしか付きませんので、そこだけ変わりますが、合計で520マイルです。
1マイル=2円換算ですと、実質負担額は12,000マイル+1,160円の負担ということになり、特典航空券を使った場合と僅差だったという感じです。

国内線の場合は、上記のような計算で1マイル=1.5円を下回る料金設定の区間はほとんどないイメージですが、同じ羽田-大阪便で旅割よりもさらに安いスーパー旅割を使うと伊丹まで片道8,870円という料金のフライトもありますので、場合によっては特典航空券の方が損という場合もあり得ます。
また、国際線でエコノミーに乗る場合は、eクーポンより特典航空券の方が不利の場合もあるので、特典利用の際は、是非eクーポン利用も検討してみてください。